2012年08月02日

来来の浅草橋事務所を閉店しました

このたび、6月末日をもって、浅草橋の来来事務所を閉店しました。
4年間のご支援、ご愛顧に心より感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。
しばらくは、共有の場所をもたずに活動を続ける予定です。
お問い合わせの際には、個別にご連絡いただくか、
info(at)lairai.jpまでメールをお願いします。

これからも編集・執筆・企画の仕事に邁進する所存です。
変わらず、ご支援、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします!

宮村周子
posted by lairai at 12:20 | TrackBack(0) | What's 来来?

2012年06月29日

お知らせ*浅草橋の会開催!

突然ですが、来来の浅草橋事務所を、6月末をもって閉店することにしました。
一言では言い表せないくらい、とても思い出深いスペースです。
4年間、見守ってくださったみなさまのご愛顧に、心より感謝申し上げます。

つきましては、30日土曜日の18-22時、ささやかな会を催します。
飲み物とスナックをご用意してお待ちしております。

ありがとう&さよなら浅草橋、また明日!

ぜひお気軽にご来来くださいませ♪

東京都台東区柳橋1-21-6 伊藤ビル5F

http://lairai.jp/
http://lairai.jp/img/access/map_big.gif
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2012年01月11日

来来!2012年!

Lairai2012_A.jpg

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

いい一年でありますように!

2012年1月

来来/LaiRai
posted by lairai at 17:46 | TrackBack(0) | 雑記

2011年11月09日

奈良レゾネ、ついに発売です!!!

ここ数年、来来がどっぷりおこもり編集してきました、
奈良レゾネこと「奈良美智 全作品集 1984-2010」がついに発売されます!
12/1!あと少し!!!
和英同時発売で、英語タイトルは「Yoshitomo Nara: The Complete Works」。

怒濤の最終作業が終了してから、脱力しまくってましたが、
発売が近づくと、うれしくてドキドキワクワク。楽しみですね〜!

奈良さんのこれまでの制作ががっつりつまった驚愕の一冊です。
ぜひお手にとってくださいね!
クリスマスプレゼントに最適かも〜 ジングルジングル♪


posted by lairai at 19:15 | TrackBack(0) | 来来のお仕事

2011年01月26日

EXHIBITIONのコーナーがオープンしました!

長らく工事中となっていました、
来来HPの展覧会記録のコーナーが完成しました!
http://lairai.jp
の、EXHIBITIONのコーナーをご覧くださいませ。

ようやく!な感がいっぱいで、
作家の皆様にはもうしわけないかぎりですが、
あの展示の様子を見返すと、
本当に面白い展覧会ばかりだったな!と、感動がよみがえります。
作家の皆様、いい展示をありがとうございました。

HPのデザインは、天才!おいたまちゃんこと、老田真衣さんです。
彼女のHPも素敵なので、ぜひぜひ。
http://oitama.com

それでは、どうぞご堪能くださいね♪

現在、来来/LaiRaiギャラリーは、
年末刊行予定の「奈良美智カタログレゾネ」制作まっただ中のため、
しばらくお休みしております。
一段落したら、ぼちぼち再開いたしますので、
どうか、あたたかく見守っていてくださいませ。
posted by lairai at 17:23| Comment(7) | TrackBack(0) | お知らせ

2011年01月04日

2011年、あけましておめでとうございます!

lr2011_2.jpg

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2011年の来来は、
年末リリース予定の「奈良美智カタログレゾネ」の制作が、
いよいよラストスパートとなるほか、
企画・編集業務で、これまで以上にみなさまのお役に立てるよう、
一層尽力してまいります。
今後も変わらぬご指導、ご支援をいただければ幸いです。

みなさまにとって、素晴らしい一年となりますよう、
心よりお祈り申し上げます。

2011年1月

来来/LaiRai
鈴木真子/Shinko Suzuki
宮村周子/Noriko Miyamura

P.S.
ちなみにイラストは、byおいたまちゃん。HPもデザインしていただいています。
HPのトップは、いまお正月仕様です。見てね−。
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2010年06月03日

平川武治トークイベント「共棲資本主義時代のクリエーションとは?」まとめ報告

さる3月27日に開催された平川武治トークイベントでは、
大勢の方にお越し頂き、ありがとうございました。
少し時間が経ってしまいましたが、簡単なまとめ報告をします。
(といっても結構長いです!)

***

平川武治トークイベント
「真剣ファッションしゃべり場 共棲資本主義時代のクリエーションとは?」
2010年3月27日@日本橋Co-Net


2月末に新宿で行われたアートフェア「アート天国 虎の巻 2010」でのアートとファッションの刺激的なクロストーク、そしてインディペンデントなクリエイターが集う東日本橋(Central East Tokyo)でのイベント「CET TRIP 2010」開催をきっかけに、モード批評家の平川武治さんを囲む、トークイベントが実現しました。

平川さんが発信する「共棲資本主義」というキーワードと、CETエリアの街と一体化するインディペンドかつプロフェッショナルなコミュニティの動きがリンクするのでは? またそこに生じる問題を解決する糸口のひとつに「ファッション」がなりうるのでは? そんな発想から、今回の企画が出発しました。

当日は、25年間パリと東京を行き来しながらモードを通して時代を読む平川さんの経験に基づく見解をはじめ、CETエリアや来場された方々の話を交えることで、それぞれに共棲資本主義について捉え、そこにあるべきクリエーションを考える、有意義な会となりました。

以下、平川さんの話から、印象に残る言葉をランダムにピックアップします。
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2010年05月20日

フクモ陶器展@茗荷谷、開催中だよ〜

先週見に行って、紹介しそびれてた!

来来で、一昨年末展示をしてくださった、
フクモ陶器さんの展覧会が、今週土曜までです!



なにしろ、私自身が、最初にフクモ陶器と出会った日から、
フクモ陶器ファンとして、西へ東へとおっかけまわしていまして、
どんな展示、イベントも、開催とあらば、行かないわけには参りません。
だって、展示内容は、多少は重なってはいるけれど、毎回必ず、新発明のトンデモ陶器がリリースされて、そのたびに、驚かされては、わらわかされて、こうなるともう、フクモ陶器は人生のれっきとしたスパイスなんです。ww

いずれ、おっかけ記録もご紹介したいと思いますが、
とりいそぎ、今回の展示から。
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近作の、武将モノ、そそられるんですよね−。
それにしても、見るたびに、特別大セールをしているようですが、、まあ、気にしない気にしない(笑)。

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なにせ、アートマーケットに笑いとトンチでもの申す!みたいなところも、フクモ陶器たるゆえんですから。
諧謔性があるっていうか、ほんといつもおもしろいなー。

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フクモ陶器といえば、あのペットボトルのキャップとして使える名品「急須キャップ」!が人気ですが、同じように注目の品が、「盆栽時計」!。ポスターもバージョンアップしてました。
来来でも、いくつか取り扱わせていただいておりますので、ご興味のおありの方は、ぜひおこえがけくださいませ〜。

***

フクモ文京陶器市
2010年5月12日(水)〜22日(土)
12時〜18時30分(最終日17時まで)※17日休廊

場所:CONTRASTO GALLERIA
東京都文京区大塚1-1-3-1F
03-5940-6771
http://www.studio-vita.com/galleria/

***

茗荷谷という、あまり赴かない珍しいエリアをうろうろしたら、
気になる家屋を発見。
これはA to Zだー。
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2010年05月18日

大好きなピピロッティ・リスト、集めてみた♪

閑話休題。

永遠のマイアイドルのひとりです。
スイス出身の映像アーティスト、Pipilotti Rist ピピロッティ・リスト。


最初に、ヴェネチア・ビエンナーレ(1997)でみたのが、これでした。Ever is Over All。これで、新人賞を獲得。実質、国際的に鮮烈なデビューになった。


Sip My Ocean
自作の音楽も、全部好き。
よくBGMにきいとります。
幼年期の懐かしさと、ポエティックな心地よさ、
映像のドローイングとも言うべき、荒く自在な表現力。
90年代の映像アーティストの特徴のひとつは、
まだアナログ感をわざと感じさせるリミックス感と、
なんといっても、マルチスクリーンのインスタレーション表現だった。
ダグ・エイケンと並んで、ピピロッティの新鮮さったら、なかった。


Be Nice To Me
けっして、従来のステレオタイプなフェミニストとは違い、
女性の生のエネルギーを、奔放に放出させてる。
それが、カタルシスを感じさせる。


Aujourd'Hui


Transposicion Pipilotti Rist- Diseño 1


I'm a victim

ほかにも、リンク貼れないのもあるけど、映像作品いっぱい。

日本では、その昔、京都国立近代美術館の映像展で出たのが最初で、
その後、資生堂ギャラリ−、原美術館で個展を行いました。

いまがこの人が生きている世の中で、同じ時代の空気を自分も吸えていることに、
心から感謝したくなるアーティストはたくさんいます。
ピピロッティ・リストもその一人です。
http://www.pipilottirist.net/
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2010年05月12日

八木良太さんの氷のレコードを聴いてみた♪

高円寺の飲み屋街から、一流ギャラリーが集う清澄白河へと華麗なる移転を遂げた無人島プロダクション
5/28まで八木良太さんの個展が開催中です。

じつは、2006年に無人島プロダクション@高円寺で開催された、八木さんの初個展で見た、氷のレコード「VINYL」がスーパーかっこよくて、一枚手に入れたはいいけれど、プレイヤーがないという理由で、ずっとずーっと死蔵していました。
それが、先日、知り合いの方のバイトされている、南砂町のリサイクルショップ地球堂で、ようやくレコードプレイヤーを入手。
念願の、氷のレコード・プレイング@来来とあいなりました。

以下、七転八倒?の氷のレコード鑑賞会の報告です。

IMG_0754.jpg
じゃんじゃかじゃーん!
桐箱に入っているんですねえ。
立派だあ。

IMG_07573.JPG
中から出しますと、、
こんな感じ。
シリコンでできた製氷皿が作品本体です。
で、ツイッターで、無人島プロダクションの藤城さんが、「精製水使ったほうがいいよ」って教えてくださったので、さっそく薬屋さん行って、いそいそと、そろえましたですよ。

IMG_0759.jpg
前日から、冷凍庫で凍らせて、準備万端!
こおっとる、こおっとる。

IMG_0760.jpg
いざ、鑑賞です。


★演奏実験パート1
〜アヴァンギャルド編


これが正真正銘の、記念すべき、第一回の鑑賞。

で、
結果は、、
ご覧いただいたとおりなわけですが、
なんというか、、、
「列車の走行音」
もしくは、
「かき氷つくり中」、
みたいな???!!!!

音色が聴こえたときは、超感動でしたが、
のだめもびっくりのアヴァンギャルドな実験演奏となりましたww

ぎゃぼーーーーん!!!

アナログプレイヤーさえ用意すれば、ステキな氷のクラシックが聴ける!という安易な期待は、無惨にもうちくだかれまして、
もっかいリベンジ!せねば、
ですよ!!

ただ、すぐにはききかえせないのが、氷のレコードたるゆえん。
しこしこと、またお水を入れて、一晩凍らせ、後日ふたたびトライしたわけなのでした。


で、再演、の巻。

★氷のレコード演奏アゲイン♪



キターーーーーーーーーーーーー!!!

こんどは、曲がきこえてきます!!

センテンスごととぎれているというか、
なかなか、リニアに一曲きかせてはくれませんが、
それでも、氷が溶け出す前にだけ存在する、瞬間の音楽が、なんだかとても神秘的。
針のガリガリ音とともに、どんどん音がかきけされてくのが、はかなくて。。

一期一会の音楽とでもいいましょうか、氷の出来や、室温、偶然などによって、一回たりとも、同じ演奏がないわけですよね。
針をあっちこっちするのが、まるで、DJプレイみたいで。

音楽を手に入れたにもかかわらず、それを自分でどうにか「演奏」しないと立ち現れない、不可視の音楽。でもそれが、物体化しているということが、めちゃめちゃ不思議です。

このねじれたアナログ感は、すごい。

じつは、二度目は水道水使っちゃったり、氷がゆがんじゃってたり、コブができてたりしたので、
「つぎは、完璧な氷のレコードをつくるぜ!」と、がぜん闘志がもえてしまいましたよw

IMG_0781.JPG

氷が、すごい綺麗でしょ?

ターンテーブルの魔術師、クリスチャン・マークレイの直系にして、もの派の愚直で静謐な物質との戯れを思い出させたり、あるいは、ほんの身近な素材で、日常の感覚をずらしてみせるフルクサスの精神もまじってたり。
でも、そんなアートの文脈とは関係なく、素直に楽しめる作品だと思いました。
だって、何度でもかけたいし、聴いてる瞬間は、頭の疲れがとれちゃってるし。
なにより、お料理みたいで、本当に楽しいの!

どうやったら、一曲演奏しきれるのだろう。
こんなカステラみたいな分厚いんでなくて、極薄のレコードができたら、さぞ美しいだろな。。

いい演奏ができたら、また報告しますね!
(鑑賞者ではなく、最後はすっかり演奏者の気分w)

八木さん、素敵な時間をありがとー!

ps 後日、八木さんから、過重を減らすために、針の重心部分に、十円玉とか重しを載せるといいと、アドバイスをいただきました。次はそれだあ!
posted by lairai at 22:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記