
ここ浅草橋はとても面白い場所で、
秀月、久月といった老舗人形店が軒を連ねるものの、
年中繁盛というわけではなく、冬から数えて一年の半分をすぎると、
人形街はひっそり静かな季節を迎えます。
実際、端午の節句を終えた連休明けに来てみると、
あんなに呼び込みで賑わっていた商売繁盛!な様子は一転し、
どのお店も、遅い連休をとるべく、シャッターを下ろして、閑散としていました。
寒くなるまで、また、あのお誕生祝いフィーバーとはさよなら。
少子化の時代だから、仕方ないんですけど、
都心で、こんなに乳児がつぎつぎつれてこられる街って絶対ない!!というぐらい、しばらく三世代のファミリーが一挙に集結していたものですから、そのギャップに改めて驚くわけです。
こんなニュースもありましたしね。
さびしいけど、ビーズ屋さんを巡るマダムたちの元気っぷりや、安売り店のテンポラリーな活気が埋め合わせをしてくれることでしょう。
そういえば、私たちが来来を始めようと、「アートな街、浅草橋!」で物件を探し始めたのも、連休明けの5月、ちょうど一年前のことでした。
振り返ってみれば、当時に比べても、東日本橋カルチャーエリアの賑わいは、倍増している印象が確実にあります。
ファッション・デザイナーのハルコセールさんが、「浅草橋はキラキラ・ハッピー!」と言っていたのは、2年前のことですが、子孫繁栄を願う?このエリアには、やっぱりいい風が流れている気がしてしょうがないです。
浅草橋繁栄祈願!来来にも来福祈願!?

ところで、新緑の季節を迎え、来来の植物くんの成長ぶりが、すごいです。
なんつか、上から見ると渦巻いてるっていうか、最初の端正な佇まいを想像できないほど、伸びたい放題、広がり放題。日々圧倒されて、場所、占拠されまくってます(汗)。さて、どうしたものやら・・